【悲報】杉内俊哉、引退。~第3回~
おはようございます!
熱熱熱男です。
昨日の天王山は、西武に完敗してしまいました。。。(^^;)
エース千賀でついた負けですから、仕方ないですね!
気持ちを切り替えて、今日から2連勝しましょう!頼んだぞ大竹!
さて、今日は先日引退を表明した元ホークスのエース杉内投手の企画の第3回目です。
前回はホークスでの2009年シーズンまでを振り返りましたので、今回はホークスでの最後の2シーズンを振り返っていきましょう。
2010年シーズン~大逆転優勝
この年、開幕投手を務めた杉内は四月中になんと六勝を挙げる活躍をします。
チームは、西武、ロッテと激しい上位争いを繰り広げます。
この年のハイライトは残り6試合を残して2位、首位西武と3.5ゲーム差で迎えた直接対決三連戦。ここでホークスは見事3連勝をして、大逆転優勝に望みをつなげます!
杉内は第一戦に先発しますが、初回に片岡に被弾して先制を許すなどし、6回4失点で降板。。。チームは小久保のサヨナラ弾で劇的勝利を果たしました。
杉内に勝ち負けはつかずという結果でした。
この時の西武先発は涌井。
この二人が、翌年さらなるドラマを作るとは、この時誰も知りません!!
エース格の杉内からすると、これは当然物足りない結果といえますね。。
その杉内にリベンジのチャンスが訪れます。
ついにホークスのマジック2で迎えた札幌ドームでの日本ハム戦。
逆転優勝へはもちろん落とせない大事な一戦です。
この時、ホークスに立ちはだかる相手の先発は、全盛期バチバチのダルビッシュ有!!
この年のダルビッシュの防御率は1.78。。。つまり、数字上は杉内が2点取られると勝負は決まると言っても過言ではない状況です。
この試合で杉内は一世一代のピッチングを見せます。
ホークス打線は、やはりダルビッシュから1点に抑えられますが、杉内はそれを上回る完封!!見事マジックを1にし優勝に王手をかけました。
試合後のヒーローインタビューでの涙は非常に印象的でした。
杉内引退って聞いて真っ先に思い出したのが2010年シーズン最終盤、ダルビッシュとの投げ合いを制してホークスの優勝マジックが1になった試合のインタビューで男泣きしてたシーン。
— k a z u m a (@kazutan_1220) September 11, 2018
松坂世代最強の左腕。本当にお疲れ様でした。#sbhawks #杉内俊哉 pic.twitter.com/M03TdGJm9W
この試合は、個人的杉内Best試合ランキング第三位です!笑
この試合をはじめとして杉内と何度も死闘を繰り広げたダルビッシュも今回の引退について、自身のブログで語っています。
杉内へのリスペクトを感じる素晴らしい内容ですね。
そして、このままホークスはソフトバンクになってから初のリーグ優勝!
杉内も2年連続の最優秀投手に輝きました。
迎えたロッテとのクライマックスシリーズ。
杉内は第一戦と最終戦の二度先発しますが、2戦とも負け投手になってしまいホークスはシーズン三位のロッテにまさかの敗退。
この話はまたこれだけで記事にできるので、また取り上げます!
杉内はまたもポストシーズンで悔しさを残してシーズンを終えることに。。。
2011年~ポストシーズンでの涌井との死闘~
2011年のシーズンは、杉内は自身初のシーズン防御率1点台となる1.94を記録するも、打線の援護に恵まれず8勝に終わります。
こうして記事を書いていると、本当に杉内は運という面には恵まれていない選手だったのだと気づかされました。
ホークスはこの年2年連続のリーグ優勝を果たします!!
そして迎えた、大の鬼門のクライマックスシリーズで西武と対戦します。
ホークスは見事2連勝で日本シリーズ進出へ王手をかけた第三戦。
ここで前年のクライマックスで2敗を喫した、杉内が満を持して先発。
相手の先発もエースの涌井。
この試合が、個人的杉内Bestゲーム第一位です!!
この試合はテレビ番組でも後に特集を組まれるほどの名勝負になりました。
4:40~
杉内、涌井両投手とも九回を零封という絵に描いたような投手戦。
十回表に先制を許して杉内はここで降板し涙を流すも、打線がその裏に涌井をとらえ見事サヨナラ勝利!!!
ホークスは2004年から続くポストシーズンの悪夢をようやく断ち切り、日本シリーズに進出しました。
前年の天王山初戦で共に4失点し降板した二人の意地の投げ合いは、奇しくも十回にお互い127球目に打たれるというドラマのような結末となりました。
勝った杉内も負けた涌井も涙をしていたシーンは本当に感動しました。
この勢いのまま、ホークスは中日との日本シリーズを制して日本一に!
杉内も第二戦を八回1失点、第七戦を七回無失点に抑えるエースの投球で優秀選手に輝きました。
この2年間は本当にドラマチックな出来事ばかりで、杉内を語るには欠かせない部分になりました。
この日本一を達成し、来年もホークスのエースとして引っ張っていくと信じていた矢先に驚きのニュースが。。。。。。
次回、最終回に続きます!!笑